病院・クリニック向け入退室管理システムおすすめ3選|医療機関のセキュリティ強化ガイド

公開日:2025/11/19
病院・クリニック向け 入退室管理システム

クリニックでは、患者様の入退室や医師や看護師の入退室などのため、入室管理システムを導入しているケースが多いです。今回は、これから入退室管理システムを導入したいクリニックに向け、クリニックにおすすめの入退室管理システムを3つ紹介します。

iDoors(アイドアーズ)

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iDoors(アイドアーズ)の基本情報

会社名A.T.WORKS
住所東京都港区六本木6丁目10番1号六本木ヒルズ森タワー37F
電話番号03-3497-0505

A.T.WORKSが提供する「アイドアーズ」は、病院やクリニックに最適な入室管理システムです。いつ、誰が入室・退出したかいつでも確認でき、認証方法が豊富に用意されていることが特徴です。

退勤管理との連携も可能なので、事務所の入室管理システムとしても活用できるでしょう。アイドアーズの公式サイトでは、入室管理システムの資料をダウンロードすることも可能なので、導入検討中の方は資料を確認してみてください。

「いつ」「誰が」がいつでも分かる

アイドアーズは、設置するだけで「いつ」「誰が」入退室したかを確認することができます。管理画面ではユーザー情報を一括管理でき、部署単位での管理も可能です。部署管理ができることで、部署が変わった人も、部署を変更するだけで開けられるドアを設定できます。

さらに、県外などに複数拠点がある場合も、管理画面で一括管理が可能です。万が一、設定ミスなどでドアが開かない事態が起こっても、どこからでも設定を変更することができます。県外など、複数の拠点がある場合はアイドアーズの利用がおすすめです。

認証方法が豊富

アイドアーズは、ICカード認証、テンキー認証に加え、QRコード認証、顔認証での入退室が可能です。ICカード認証では、社員証や交通系ICカードも使用できるので、新たにカードを作る手間がありません。

また、テンキー認証では、ユーザーごとにパスワードを設定できるので、来客時など普段ドアを使用しない人も手軽にユーザー追加ができます。どの認証方法であっても、ユーザーごとにキーを発行するので、セキュリティを高めたいクリニックはアイドアーズがおすすめです。

退勤管理と連携可能

アイドアーズは、他社サービスである勤怠管理システムや予約システムと連携可能です。連携させれば、入退室するだけでタイムカードの打刻が可能になります。タイムカードの押し忘れも発生しないので、より厳密な勤怠管理が可能になるでしょう。

さらに、アイドアーズは予約管理システムとの連携も可能です。クリニックに訪れた患者様ごとにドアの利用予約ができるので、対応するスタッフの数を減らすことができます。人件費のコスト削減にもつながる点は、アイドアーズの大きなメリットだと言えるでしょう。

           

Akerun(アケルン)

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Akerun(アケルン)の基本情報

会社名株式会社 Photosynth
住所東京都港区芝 5-29-11 G-BASE田町15階

アケルンは、入退室管理システムを導入したくても、ドアの形状から諦めていたクリニックにおすすめです。また、耐久性や開閉速度にもこだわっているので、頻繁に使用するドアへの使用を検討しているクリニックは、アケルンの入室管理システムを導入するとよいでしょう。

さらに、アケルンはセキュリティ対策にもこだわっています。クリニックでは、カルテなどの機密情報を管理していたり、高額な医療機器が置いてあったりするケースが多く、セキュリティにこだわりたいという方も多いのではないでしょうか。

アケルンであれば、金融機関並みの強固なセキュリティで、安心して利用開始できます。アケルンの導入に関しては、無料のセミナーも行われています。「資料を読んでも分からない」、「どんなものか詳しく知りたい」という方は、アケルンの無料オンラインセミナーの利用を検討してみてください。

さまざまな形状のドアに対応

アケルンは、サムターン式の開戸だけではなく、電気錠、電磁錠ドア、自動ドアにも対応しています。入退室管理システムを電気錠、電磁錠ドア、自動ドアに取り付けたくて諦めていたクリニックでも、アケルンであれば導入可能です。

さらに、アケルンの電子錠は取り付けも簡単です。サムターン式の開戸であれば、鍵に合わせて貼り付けるだけで工事が完了します。電気錠、電磁錠ドア、自動ドアの場合でも、配電盤にコントローラーを取り付けるだけなので、手間のかかる工事が必要ありません。

手軽に早く入退室管理システムを導入できる点は、アケルンの大きなメリットだといえるでしょう。

耐久性と開閉速度にこだわりあり

ドアの開閉は、1秒遅いだけでも意外とストレスが溜まるものです。とくに急いでいるときや忙しいときは「早く開いてほしい」と思う人も多いのではないでしょうか。アケルンの電子錠は、ドアの開閉速度にもこだわっています。

さらに、電池寿命や耐久性にもこだわっているので「突然電子錠が使えなくなった」、「お客様が来ているのにドアが開かない」といったリスクを最小限まで抑えることが可能です。

セキュリティに加え、日々の使い勝手なども妥協したくない場合は、アケルンの電子錠の導入を検討してみましょう。

金融機関並みのセキュリティ

アケルンの電子錠は、SSLやAES256などの高度な暗号化通信を採用しています。さらに、定期的に第三者機関によるセキュリティチェックを行うことで、金融機関並みのセキュリティを実現しました。

ドアの利用は普段使用している交通系ICカードなどでも可能なので、高い利便性とセキュリティを兼ね備えた入退室管理システムだといえるでしょう。新しくカードを発行したり、鍵を複製したりの手間もなく、鍵の紛失も防ぐことができます。

日立ビルシステム(ヒタチ ビルシステム)

日立ビルシステム(ヒタチ ビルシステム)のメイン画像

日立ビルシステム(ヒタチ ビルシステム)の基本情報

会社名株式会社日立ビルシステム
住所東京都千代田区神田淡路町二丁目101番地(ワテラスタワー)
電話番号03-3295-1211

日立ビルシステムの入退室管理システムは、特定の2人が揃った時にしか解錠できない2パーソン制御や在室者の表示など、高度な管理が可能な点が特徴です。さらに、機能別に利用制限をかけることも可能なので、管理するユーザーが多い場合にもおすすめです。

また、認証方法は複数の方法を混在させることが可能なので、ユーザーによって認証方法を変えたい場合の利用にも適しています。とくに、クリニックではスタッフの利用だけではなく、来客や患者様の利用など利用頻度が多いケースがあります。

よく使用するドアに入退室管理システムを導入する場合は、日立ビルシステムの入退室管理システムの利用を検討してみましょう。

2パーソン制御や在室者の表示が可能

日立ビルシステムの入退室管理システムは、2パーソン制御が可能です。2パーソン制御とは、2名で入退室しなければいけない部屋で使用できます。クリニックであれば、重要書類や薬剤などを扱う部屋の管理に役立つでしょう。

さらに、部屋の在室者の表示や巡回清掃モードへの切り替え、テンキー操作による警報の発信など、さまざまな機能を搭載していることが特徴です。入退室管理だけではなく、セキュリティや細かい設定を行いたい場合は、日立ビルシステムの入退室管理システムが適しているといえるでしょう。

機能別利用制限が設定可能

機能別利用制限では、登録されたユーザーによって利用できる機能を制御することが可能です。たとえば、管理者であれば個人情報の登録が可能であったり、保安をする部門では日々のドアの状態の確認ができたりなどです。

緊急時は全員がドアを解錠できるようにし、平常時はその人に合った場所のドアのみ解錠できるような設定も可能です。クリニックでは、緊急事態も起きやすいので、緊急時の対応を入室管理システムで管理できる点は、大きなメリットだといえるでしょう。

認証方法の混在が可能

日立ビルシステムの入退室管理システムでは、ICカードだけではなく指での認証も可能です。ICカードと指での認証をどちらも必要になる設定も可能なので、セキュリティを万全にしたい場合は、日立ビルシステムの入退室管理システムを利用しましょう。

ICカードのみで解錠できてしまう場合、ICカードの貸し借りでドアが開いてしまうケースがあります。ICカードの貸し借りが行われると困るようなケースでは、ICカードに加え、指での認証を必須とすることで、より確かな入室管理ができるようになります。

まとめ

入退室管理システムは、クリニックのセキュリティ強化や人件費削減に役立ちます。今回紹介した3つのシステムも、それぞれ異なる特徴があります。入退室管理システムを取り付けたいドアによって、最適なものを選ぶとよいでしょう。

おすすめの入退室管理システム比較表

イメージ
サービス名
iDoorsAkerunbitlock PROALLIGATEカギカンアマノSECURE AC
特徴いつでもクラウドで入退室の管理・確認ができる!コストパフォーマンスも高い!累計導入社数7,000社以上!大規模な工事をせずともさまざまなドアに対応!圧倒的な低コストで導入可能!99%のサムターンに対応していて、通信不良にも強い!いろいろな扉や既存システムからのリプレイスに対応!社内ネットワーク構築不要!さまざまなシーンに応じた合鍵の発行が行える!入退室履歴がしっかり残る!各種ネットワーク環境にスムーズに導入できる!入室規制をすることも可能!設置環境やコストなどの要望に合わせて認証方式を組み合わせられる!
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