API連携でおすすめの入退室管理システムおすすめ3選

公開日:2024/10/11 最終更新日:2024/12/19

APIを使って外部サービスと連携することで、機能を拡張し、業務の効率化を図ることができます。なかでも入退室管理システムと連携すると、打刻漏れがなくなるので、出勤・退勤の管理はもちろんのこと、入社・退職などの管理もスムーズになるでしょう。

そこで今回は、API連携でおすすめの入退室管理システム3選を紹介します。労務業務の効率化を図りたい方は、ぜひ参考にしてください。

iDoors

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iDoorsの基本情報

特徴様々な認証方法、豊富な機能、柔軟な連携性、 高いセキュリティ力、コストパフォーマンスが高い
電源の種類電気錠
解錠方法暗証番号、ICカード、スマートフォン、生体認証
問い合わせメールフォーム
会社情報株式会社エーティーワークス
東京本社:東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 37F

導入事例

  • iDoorsの導入事例画像
    引用元:https://idoors.jp/
    株式会社トリプルアイズ様
    利用人数
    101~300人
    導入目的
    クラウドシステムの導入 / セキュリティ強化 / 入退ログの把握 / 既存システムのリプレイス / 自社システムとの連携 / 顔認証の入退
  • iDoorsの導入事例画像
    引用元:https://idoors.jp/
    ゾーホージャパン株式会社様
    利用人数
    101~300人
    導入目的
    入退ログの把握 / 自社システムとの連携 / 複数拠点の一括管理

iDoorsは、安心安全な入退室管理をスマートに行うシステムです。電気信号によって施錠・解錠を把握するので、多種多様の業種・企業に導入されています。

しっかり管理できることで、セキュリティの向上につながるのもうれしいでしょう。

乗り換えなしで連携可能

iDoorsは、乗り換えなしでAPI連携が可能です。API連携とは、APIを利用して外部サービスが利用できる機能のことで、手軽に入手できることから初心者でも簡単に多くのサービスが利用できるようになります。

もちろん、連携するサービスによって特徴は変わってきます。一般的に多く用いられているのが「勤怠」「予約システム」です。お客さんの管理業務が効率化・見える化するため、顧客満足度の向上に貢献できるようになります。

要件に合わせて、独自のAPIを開発することも可能でしょう。

さらに、導入済みの他社サービスから乗り換える必要がないので、システム変更があった場合でもストレスになりません。管理者と利用者の負担を軽減しながら、安心して導入できるでしょう。

連携できる機能が豊富

連携できる機能は、iDoorsタイムカード・スタンガード・iDoorsリザーブ・iDoors Smartの4種類です。

タイムカードは、入退室の情報に加え、出社・退社・休憩などの勤怠管理が行えます。専用ソフトを使わずブラウザ上で簡単に打刻できるので、煩わしいペーパータイムカードを発行する必要がありません

一括管理によって休日設定もスムーズに行え、CSV出力で会計ソフトへ連携すると、ダブルチェックや計算ミスも軽減できるでしょう。

スタンガードは、顔認証システムです。自動検知・遠隔操作ができるので、無人でも安心して入退室管理がきます。また、検知速度はわずか0.35秒/人とスピーディーなので、従業員が多い企業でも混雑を避けながら出退勤できるでしょう。

リザーブとは、予約システムを連携させるシステムです。予約登録を行うと自動的にiDoorsへ利用予約がされるので、煩わしさがありません。

iDoors Smartは、鍵に取り付けるだけで簡単に管理できるスマートロックです。電気工事が不要なので手間がかからず、さらに粘着テープも使用しないので、どこでもスムーズに取り付けられます。剥がれ落ちたり、取り外されたりする心配もありません。

もちろん、管理はすべてスマホやPCから行えます。

Akerun

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Akerunの基本情報

特徴さまざまなオフィス向けサービスと連携可能
電源の種類電子錠(電池錠)
解錠方法ICカード、スマートフォン
問い合わせメールフォーム
会社情報株式会社Photosynth
本社:東京都港区芝 5-29-11 G-BASE田町15F

Akerunは、業界最大級のAPI連携数を誇るシステムです。多種多様な労務業務を解消してくれるので、深刻な人手不足や問題・課題もスムーズに解決できるでしょう。

効率的な業務改善を実現

Akerunが連携できるサービスは20社以上、システムは5種類です。それぞれのシステムを組み合わせることで、業務の効率化が図れるだけでなく、デメリットもしっかり改善することができます。

API連携と聞いて一番に思い浮かぶのが「勤怠管理システム」「予約システム」です。Akerunの勤怠管理システムは、ドアに触れるだけで簡単に労働時間が記録されるので、煩わしさがありません。また、正確に反映されることで打刻漏れがないのも安心です。

このほかにも、過重労働や未払い残業代が防げることや、セキュリティ面が向上することで情報漏えい・リスクも大幅に軽減できるようになります。

さらに、物理鍵を使用している場合、AkerunにすることでICカードやスマホだけで誰でも簡単に施解錠できるので、鍵当番を決める必要がなくなり、鍵管理の効率化も図れるようになるでしょう。

空きスペースを有効活用・セキュリティ認証の取得・働き方改革の推進といったメリットもあります。

予約システムは、会員登録から決済までのプロセスを自動で行うため、無人化・省人化を実現します。利用履歴や在室状況もクラウド上で確認できるので、離れ場所からでもスムーズな店舗管理が叶うでしょう。

豊富な活用方法

Akerunで活用できる方法はさまざまです。ニーズや設置場所に応じて活用できるので、比較的にどんな場所でも導入できます。

たとえばオフィスの場合、既存の扉に貼り付けるだけで入退室管理が可能になります。いつ・誰が入退室したかが正確に記録されるので、不正侵入も防げるでしょう。定期的に利用履歴を取得しておけば、インシデントの抑止力にもつながります。

フィットネスジム・インドアゴルフの場合も、Akerunを導入することで安心・安全を確保できます。また、無人でもきちんと管理してくれるので、少ない人数でも業務の効率化が図れるでしょう。

このほかにも、レンタルスペースや大学(学校法人)、倉庫・工場などでも使用可能です

ニーズ別で活用したい場合、入退室管理の強化・鍵管理の効率化・会員手続きの自動化などが実現します。受付業務を自動化にすれば、24時間運営ビジネスの立ち上げも簡単です。

Akerunがあれば業務が効率化するだけでなく、安全性の確保やセキュリティ対策も可能になるので、企業にとっては導入することで大きなメリットになるでしょう

ALLIGATE

ALLIGATEのメイン画像

ALLIGATEの基本情報

特徴貼り付けるタイプではないので堅牢なセキュリティを実現可能
電源の種類電気錠
解錠方法暗証番号、ICカード、スマートフォン
問い合わせメールフォーム
会社情報株式会社アート
本社:東京都品川区東五反1-25-11 五反田一丁目イーストビル

ALLIGATEは、入退管理システムと連携することで勤怠データや入社・退職を簡単に管理できるようになります。予約システムや防犯カメラとの連携や自社システムとAPIを連携することも可能です。

4つのシステムが利用可能

勤怠管理・人事労務管理・予約システム・防犯カメラとの連携が可能です

勤怠管理システムは、ALLIGATEで取得した勤怠データを自動反映することで、出勤・退勤の管理がスムーズになります。1日の最初と最後に照合したログを記録するため、打刻漏れの心配もありません。

人事労務管理システムは、入社・退職・部署異動などの管理ができます。セキュリティ設定(入退室許可)を更新することで自動的に反映されるので、ALLIGATEの管理画面を操作する必要がありません。

そのため、機械操作が苦手な方でも簡単にセキュリティ設定の更新が可能になります。

予約システムは、予約完了時に自動で鍵が発行されます。ただし「ALLIGATE Lock Pro」のみでしか連携できないので注意してください。

防犯カメラと連携すると、WEB管理ツールからライブもしくは録画で確認できるので、どこにいても状況をすぐに把握できます。人の出入りが多いオフィスや無人の施設でも、ALLIGATEと連携すれば安全性を確保できるでしょう。

2種類のALLIGATE Lock

ALLIGATE Lockシリーズには、通常版とプロ版の2種類か存在します。通常版は、手軽に利用できるタイプになり、セキュリティ強化やログ管理・入室権限管理のクラウド化、勤怠データの取得などが可能です。

必要最低限の機能が付いているので、はじめてALLIGATEを導入する方におすすめでしょう。

一方でプロ版は、さらに機能が充実しているのが特徴です。基本的な機能は通常版と同じですが、期間指定・扉の異常状態確認・休日設定・テンキー照合・入退室時間設定が利用できるようになります

オフィスのあらゆるニーズに応えてくれるので、徹底的に管理したい方におすすめです。

このほかにも、さまざまな認証方式が利用できる「イーサムロック」やスマートロックの「シリンダーロック」、屋外対応の南京錠タイプまで幅広く取り扱っています。

API連携とは

API連携とは、APIを活用して外部の異なるシステムやアプリケーション同士をつなぎ合わせる技術です。API連携によりシステムの機能が拡張され、業務の効率が向上します。

たとえば、入退室管理システムでの連携であれば、勤怠管理がより正確に行われるほか、遠隔からの操作の実現が可能です。また社内の受発注システムと電子決済システムをAPIで連携すると、異なるシステム間のデータ交換がスムーズに行え、処理の効率が大幅に改善されるでしょう。

オフィスの無人化やセキュリティ強化といった、さまざまな分野で管理者にとって役立つものであり、幅広い活用が期待されます。

入退室管理システムのAPI連携を行うメリット

入退室管理システムのAPI連携を行うことで、既存のシステムを含めた管理体制の改善が低コストでできることがメリットです。API連携による新たな機能の追加や外部システムの連携が可能になったうえで、既存のシステムやデータを効率よく活用できます。

また入退室時の社員の手間も省けると同時に、会社全体でセキュリティ意識の向上が図れることも、API連携によるメリットといえるでしょう。

開発コストの削減ができる

APIを活用することで、新規のプログラム開発にかかる経費や時間を大幅に節約することが可能です。APIは無償で提供されているものが多く、必要に応じて有償のAPIも選べますが、自社で一から開発するよりも安価で簡単に導入できる点が魅力でしょう。

API連携により、システム構築に必要な開発コストを抑えながら、効率的に機能の追加が行えます。コスト意識の高い企業にとって、無駄なリソースを削減しつつ効率的なシステム導入を進められることは大きなメリットです。

セキュリティレベルの強化ができる

API連携には、セキュリティレベルを高める役割もあります。入退室管理は企業や施設のセキュリティの根幹に関わるため、情報漏洩や不正アクセス防止は必須です。

入退室管理システムでは安全なアクセス管理が不可欠であり、APIを利用することで認証プロトコルを導入し、アクセス権限を厳密に管理できます。また、モバイルデバイスを使った二段階認証やスマートロックの導入など、利便性のあるセキュリティ強化策も容易に取り入れられる点が、API連携のメリットです。

また通信データが暗号化されるため、外部からの不正アクセスやデータ漏洩のリスクも軽減され、セキュリティリスクを抑えたままシステム環境を整えることが可能となります。

既存データーを活用できる

既存のデータの活用ができるのもAPI連携の強みです。社内ですでに使用されているシステムと連携することで、スムーズにデータを統合し、さらにデータの活用範囲を広げることができます。

たとえば、社員の勤怠データやセキュリティログを一元管理できるようなシステムとの連携が可能になれば、既存データーも取り出しやすく、管理者にとっても運用を一から覚える手間も省ける点で便利になるでしょう。

拡張性がある

自社のシステムを他社のサービスとつなげ簡単に拡張させることができます。社内のシステム機能では限界を感じている場合でも、API連携することで活用の範囲が広がるでしょう。

無償のAPIでも機能が備わっていますが、有償のAPIであれば使える機能が多く、高度なカスタマイズオプションが備わっています。API導入を考えた場合の長期的な運用の観点からも柔軟に対応できる点が強みです。

まとめ

API連携でおすすめの入退室管理システム3選を紹介しました。APIは、外部サービスと連携することで機能の拡張を図り、業務の効率化を実現します。しかし、利用できる機能はメーカーによってさまざまです。

そのため、自社に合ったシステムを導入する場合、利用できる機能やサポート体制もきちんと確認しておかなければいけません。可能であれば、メーカーの実績・評判を知ることも大切です。

入退室管理システムとの連携を検討している方は、今回の記事を参考に、信頼できるメーカーを選びましょう。

おすすめの入退室管理システム比較表

イメージ
サービス名
iDoorsAkerunbitlock PROALLIGATEカギカンアマノSECURE AC
特徴いつでもクラウドで入退室の管理・確認ができる!コストパフォーマンスも高い!累計導入社数7,000社以上!大規模な工事をせずともさまざまなドアに対応!圧倒的な低コストで導入可能!99%のサムターンに対応していて、通信不良にも強い!いろいろな扉や既存システムからのリプレイスに対応!社内ネットワーク構築不要!さまざまなシーンに応じた合鍵の発行が行える!入退室履歴がしっかり残る!各種ネットワーク環境にスムーズに導入できる!入室規制をすることも可能!設置環境やコストなどの要望に合わせて認証方式を組み合わせられる!
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