生体認証を使用した入退室管理システムが注目されています。Safie Entrance2は、企業や店舗の出入口の管理を効率化するために開発された最新のクラウドベースでのシステムです。さまざまな機能が組み合わさり、セキュリティ向上と業務の自動化を実現します。
今回は、Safie Entrance2の特徴について詳しく紹介します。
高度なAI分析でセキュリティを強化
Safie Entrance2は、何よりそのセキュリティの高さが魅力です。とくに顔認証システムは精度が高く、なりすましや不正アクセスを防ぎます。
AI技術を活用して、登録された顔を瞬時に識別し、出入口の管理を強化します。これにより、従来のカードキーやパスワードに比べ、より安全で確実な管理が可能です。
また、リアルタイムで入場を検知し、即座に対応できる点も大きなメリットです。Safie Entrance2の顔認証システムについて詳しく紹介します。
安全で利便性が高い
Safie Entrance2は、顔認証を活用して出入口のセキュリティを強化します。AIが人の顔を認識し、誰が入室しようとしているかを正確に判断します。顔認証は、従来のカードキーやパスワードよりも安全です。
カードキーやパスワードは、紛失や盗難のリスクがありますが、顔認証はその心配がありません。荷物を持っていても解錠が可能という利便性もあります。
リモートで管理が可能
また、遠隔で顔認証・操作が可能です。複数拠点のデバイスにも、利用者の顔登録はもちろん、同時に設定の変更などの機能もあります。万が一の事態にもリモートで解錠できるなど、迅速に対応できます。
すべて自動で記録
さらに、顔認証以外にも、入室の履歴を自動で記録する機能があります。誰がいつ入室したかを簡単に確認できるので、従業員の出退勤の追跡や来訪者の記録にも役立ちます。
こうした機能により、企業や店舗のセキュリティが大幅に向上します。このデータをCSVで出力も可能なので、勤怠管理のシステムと連携も可能です。
クラウドベースで管理可能
Safie Entrance2は、オンラインで運用されていることが特徴です。クラウド顔認証システムを採用することで、専用のハードウェアや設備の導入が不要になり、コストを大幅に削減できます。
さらに、顔認証データはクラウド上に安全に保存され、どこからでもリアルタイムで運用可能です。外出先でもスマートフォンやパソコンを使って入退室状況を確認できるため、利便性が高いのが魅力です。セキュリティと効率性を両立したシステムについて詳しく紹介します。
どこからでもシステムにアクセス
クラウド上で動作するため、管理者はどこからでもシステムにアクセスできます。これにより、オフィスや自宅、外出先からでも出入口の状況をリアルタイムで確認し、管理することが可能です。複数の出入口を一元的に管理できるため、大きなオフィスビルや複数の店舗を運営する企業にとって非常に便利です。
また、クラウドベースの顔認証の弱点である対応スピードについても、高速解除を実現しています。通信は暗号化されていて、セキュリティについても安心です。
簡単にデータを運用
クラウドベースのシステムのもう一つの利点は、データの保存と管理が容易なことです。すべてのデータはクラウド上に保存されるため、データの消失や損傷のリスクが大幅に減少します。
また、システムのアップデートも自動で行われるため、常に最新の状態を維持できます。録画サービスとの連携で、より高いセキュリティ対策も可能です。セキュリティリスクを最小限に抑えつつ、ランニングコストを削減できます。
導入コストがかからない
Safie Entrance2は、導入時に大きなコストがかからないのが特徴です。従来のシステムではサーバーや専用機器の設置が必要でしたが、Safie Entrance2はクラウドベースのため、そのような初期投資は不要です。
また、データ保全やサーバーの保守もクラウド上で行われるため、追加のコストも抑えられます。クラウドを活用することで、サーバー導入などの大きなコストをかけずに、効率的に出入口管理を始められます。
使いやすい機能とスペック
Safie Entrance2は使いやすさにも特化しており、ユーザーフレンドリーな設計が特徴です。システムの操作は非常に簡単で、誰でもすぐに使いこなせます。また、月額のコストが低価格な点も見逃せません。機能や料金体系、設置例について詳しく紹介します。
出入口の管理をスムーズにする機能
Safie Entrance2の管理画面は非常に使いやすく、日常の入退室管理の登録や編集作業を効率的に行うことができます。とくに、登録作業は「カメラ撮影」「メール登録」「CSVでの一括登録」という3つの方法で簡単に実施でき、スムーズな運用が可能です。
管理画面であるEntrance Toolには、さまざまな便利な機能が備わっています。主な機能としては、最大90日分の入退室履歴、最大3万顔までの利用者管理、無制限の入退室エリア管理、デバイス管理、管理者登録が含まれます。
また、データ出力や緊急開錠機能も搭載されており、セキュリティと利便性が高く評価されています。
端末スペックと料金形態
Safie Entrance2は、3種類の端末を提供しています。7インチ液晶の「FC-01」「FC-02」と、5インチ液晶の「FC-03」です。どの端末もフィルライトを搭載しており、暗い場所でも問題なく使用でき、認証率は99.7%以上と高い精度を誇ります。
各端末にはそれぞれ特徴があります。FC-01は温度測定機能が搭載されており、とくに衛生管理が必要な場所で活躍します。FC-02は屋外での使用が可能な耐久性を持っていて、FC-03は十分なスペックを維持しつつ、最も手頃な価格で利用できる点が魅力です。
料金は月額1万6,500円(税込)からで、顔認証の登録により変動します。初期費用はFC-01が36万8,500円(税込)、FC-02が21万7,800円(税込)、FC-03が10万9,230円(税込)です。さらに、ドアコントローラーの設置費用は4万3,780円(税込)で、別途工事費が必要となります。
設置事例
Safie Entrance2は多くの企業で実際に導入されており、導入事例も多数あります。ここでは具体的なユースケースについて紹介します。
たとえばオフィスビルです。とくに、大規模なビルでは、複数の出入口を一元管理できる点が評価されています。
テナントの各フロアに入退室システムを設置し、顔認証によって各フロアへのアクセスを管理できます。このシステムにより、従業員の動向をリアルタイムで把握できるだけでなく、セキュリティ事故が発生した際にも迅速に対応できるようになるでしょう。
クラウドベースで管理できるため、管理者が現場にいなくても遠隔地からシステムを監視・管理できる点も、オフィスビルでの導入に適しています。さらに、オフィスビル全体で利用する場合、顔認証による入退室管理により、従業員がカードを持ち歩くわずらわしさも解消され、セキュリティと利便性の両立が図れています。
また、店舗での導入も可能です。ジムや無人スペースなどでの受付の簡略化のために導入されています。
顔認証による入退室管理により、利用者の出入りを正確に把握できるようになります。外部からの不正侵入のリスクも低減され、店舗全体のセキュリティが強化されるでしょう。
まとめ
Safie Entrance2は、最新のAI技術とクラウドの利便性を組み合わせた出入口管理システムです。顔認証でセキュリティが強化され、リアルタイムで異常を検知し、迅速に対応できる機能があります。
クラウドベースのシステムにより、どこからでも簡単に管理でき、複数の出入口を一元的にコントロール可能です。ユーザーに優しい設計で、誰でもすぐに利用できる点も大きな魅力です。
企業や店舗はセキュリティを高めながら、管理業務を効率化できます。クラウドベースでの顔認証システムを利用したい場合は、Safie Entrance2を検討してみてください。
Safie Entrance2の基本情報
種類名 | Safie Entrance2 |
企業名 | セーフィー株式会社 (Safie Inc.) |
住所 | 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー |
電話番号 | 03-5321-1111 |